スニフ Sniff

icon-quote-left道や川って、ふしぎなものだなあ。そばを流れていくのを見ていると、どこかへいきたくて、たまらなくなっちゃう。どこまでつづいているのか、つけていってみたい……icon-quote-right

講談社 講談社文庫『ムーミン谷の彗星』P.8

 

ムーミン一族ではありませんが、ちびのミイと同様、ムーミン屋敷に住んでいます。ムーミンが試みることは、どんなことでも興味を示して、一緒にやりたいと思っていますが、臆病な性格が邪魔をしたりします。たまに意気地のなさが気になりますが、ムーミン谷のとても良い仲間です。

宝物が大好き。お宝に遭遇するたび、大興奮してしまいます。特に光沢のある、キラキラしたものには、うっとり魅了されてしまいます。スニフは、お金持ちになるための計画をいつも練っていますが、うまくいきません。それでもスニフは、ものを所有することにとてもこだわります。

ムーミン谷の住民の多くは、海なしでは生きて行けません。しかし水が怖くて仕方がないスニフは、桟橋も渡れません。スニフは、仲間と何かはじめても、大抵いちばん先に飽きてやめてしまいます。わがままでなまけもの、とっても飽きっぽい性格の持ち主です。

ムーミン屋敷にスニフが来たのは、スニフがまだ小さい時のこと。行方不明のムーミンパパを探しに出かけたムーミンが、はぐれてしまった迷子のスニフと遭遇。ムーミンたちが帰りついたムーミン屋敷で、スニフも一緒に暮らしたのです。

大きくて先のとがった耳と、長いしっぽが特徴のスニフ。『小さなトロールと大きな洪水』にて初登場。

トーベ・ヤンソンはムーミンパパのことを「大人の男の人のダメなところを凝縮したような人物」と語りましたが、これになぞらえればスニフは幼い男の子のダメなところを凝縮したようなキャラクターです。