インターナショナル ミュージアムデイ

5月18日は国際美術館デーでした。そしてムーミンやトーベ・ヤンソンファンにとって喜ばしいことに、トーベ・ヤンソンのアート作品は、いまや世界中の美術館で強い存在感を持っています。6月にはフィンランドのヘルシンキの演劇展示館「The Theatre Museum(シアター・ミュージアム)」の特別展示で「芝居小屋のムーミンたち」が始まり(過去のこちらの記事でもご紹介しました)、ヘルシンキ美術館、通称HAMではトーベが1940年代に作製した2枚のフレスコ画がトーベ・ヤンソンギャラリーで展示されています。また、今年後半には、スウェーデン、ストックホルムのミレスゴーデン彫刻庭園に、アテネウム美術館で開催されたトーベ・ヤンソン展が巡回予定です。
1986年、トーベが2000を超える自らの作品をタンペレ市立美術館に寄付したため、タンペレ市立美術館は、その作品の一部を「ムーミン谷」美術館として公開してきました。しかし今年10月末、現在の「ムーミン谷」美術館での展示は終了し、新たな美術館での展示に向け、作品の補修と引越しの準備が始まります。世界で唯一、近代的な多感覚体験型展示として、トーベ・ヤンソンの独創的な作品を公開するムーミン谷美術館は、2017年5月9日にオープン予定です。。
②Moominvalley-Museum期間限定のムーミン美術館
2016年6月9日からはヘルシンキ国際空港で期間限定のムーミン美術館展が始まります。展示会場は、ヘルシンキ国際空港ターミナル2のシェンゲンエリアで、9月末までの期間限定開催です。
(シェンゲンエリアとはシェンゲン協定加盟国(欧州内の 26 カ国)への出入国を手続きするエリアのことです。シェンゲン協定加盟国間に国境はなく、移動は国内同様の手続きで済みます。もしシェンゲン協定加盟国圏内の国からフィンランドを訪れる場合には、是非この期間限定ムーミン美術館展を見つけてみてください!)

この期間限定ムーミン谷美術館展の内容ですが、2017年春に開館予定のムーミン美術館の展示のメーキングがコンセプト。ムーミンのコレクションや歴史についても学べます。ただ、本来のメーキング展示は、2016年11月、タンペレホールのウィンター・ガーデンで始まる予定。そこで公開される作品には、去年の冬に鑑定を受けるまで、トーベ・ヤンソンが寄贈した段ボール箱に入ったままになっていたような宝物もあるんですって。わくわくしますね!
空港での期間限定ムーミン美術館展は、6月9日から入場無料にて公開されます!
③Surku-pääsi-pahvilaatikosta
写真:Eriika Ahopelto