富山・花一杯の公園でムーミンの世界を感じるイベント

ついに梅雨明け宣言が出ましたね~!照り付ける日差し、アスファルトから立ち上る熱気。ムーミン谷倉庫の近辺ではさっそく小さめの入道雲?が出ています。もこもこ、分厚い真っ白な雲は夏の象徴。見ているだけで「ああ、夏だ……」としみじみして、懐かしいような不思議な気持ちに引きずられるがまま、出かけてみたくなります。小さい頃におじいちゃんの田舎に遊びに行った記憶なんかがそうさせるんでしょうか。人の気持ちって不思議なものですね。

さて、今週はカラっと晴れた週末に出かけたい、花盛りのテーマパークでのイベントをご紹介。富山県砺波市のチューリップ四季彩館で開催中のムーミンの世界展~ヤンソンさんからの贈り物~です。ムーミンの原作小説の世界をパネル展示や貴重な資料などで紹介する、子どもから大人まで楽しめるイベントです。写真が現地から届いていますので、ゆっくり一緒にご覧いただきましょう。
入ってすぐの廊下には、ムーミンシリーズとトーベ・ヤンソンを紹介するスペースが。花冠をかぶって微笑むトーベがみなさんを迎えてくれますよ。各小説の場面を再現した展示はどれも見ごたえがあるステキな作品ばかり。何枚かご紹介しましょう。 こちらはみんな大好き(?)「ムーミン谷の彗星」より一場面。真っ赤に燃える火の玉のような彗星を眺めるムーミンたちと、遠くに見える竹馬にのったスナフキンたち。どこかものさびしく、少しだけ不安な気持ちになるような小説の雰囲気がよく伝わってきます。
(そうね~、夏はこういったちょっと恐い話が、ぞくっと冷えていいのよねえ。by 新金庫番)

こちらは「ムーミン谷の夏まつり」、劇場のパネルはついつい中を覗きこみたくなる魅力が。仕掛け絵本とかドールハウスとか、奥行きがあるとおもうととってもワクワクするのはなぜでしょうね…こんな劇場が海の上を漂っていたら、ムーミンでなくてもきっと探検しに行ってしまうでしょうね。水面のきらめき、夜空の小さな星粒まで再現された、暖かな雰囲気の漂う展示です。
このほかにも、みんなが集ってちょっと楽しそうな雰囲気の「ムーミン谷の冬」の場面や、ムーミンの小説を読んだ人は必ず(!?)憧れたであろう、あのルビーの王様も。ルビーはキラキラしていてきれいだけど、触ろうとして、うっかり壁に頭をぶつけないようにご注意を。
トーベ・ヤンソンが、ムーミンの小説シリーズを発売している講談社で、当時担当の編集者だった横川さんへ宛てた、直筆の手紙も展示されています。さらさらと流れるような字、これがトーベの字なんですね。真っ白な便箋にきれいに並んだ字や切手のレイアウトにも、トーベのセンスが感じられます。(ちなみに、貼ってある切手はどれもムーミンのもの。近づいてみるととってもカワイイ柄なのです)

最後にもうひとつ、とってもかわいらしい展示をご紹介。足元の小さなドアに怪しい影……そっと近づいてみると、どうやらご先祖様がいるみたい。暗いとびらの中でくつろぐ様子は、いかにも人目を忍んで暮らすご先祖様らしいですね。おどかさないように、そーっと見に行きましょう。ちなみに、ご先祖様の隣のドアを開けると、そこにもおなじみのキャラクターが……一体誰が出てくるのかは、現地でお確かめくださいね。

このほかにも作品解説やトーベの言葉のコーナー、ムーミンとスナフキンがよく一緒に並んで座っている”あの橋”のフォトスポットなど、楽しいコーナーはまだまだたくさんあります。 そしてもちろん、グッズコーナーも大充実。
イベント限定商品の本革ビスケット風ポーチや、細かな絵柄がかわいいマイクロファイバータオルなど。特にタオルはこれからの季節、何枚持ってても困らないはず。
こちらは定番のマグやグラスがずらりと並んだ食器コーナー。下段には落としても安心のメラミン製コップや、漆塗りのおわん、藍や茶の色が美しい陶器のフリーカップや角皿など実力派が勢ぞろい。
展示を見ているうちに原作のお話が気になってきた方は、こちらでもお買い物できますよ~。昔読んだはずのお話、どうもうまく思い出せないなあ……どんな話だっけ?という私みたいな人も、ぜひお手軽な文庫本で買いなおしてみては?
こちらのイベントは8月いっぱい、夏休みの間中開催されています。また、会場となるチューリップ四季彩館では常設展のお花も花盛り!今の季節は熱帯の花々が見ごろだそう。迫力ある熱帯の花々とチューリップの共演も、ぜひお楽しみくださいね。

会期:2017721日(金)~831日(木) ※期間中無休
会場:チューリップ四季彩館 チューリップホール
入場料あり:高校生以上 500円 / 小中学生 300

さてさて、それでは今週はこのあたりで。このところ暑くて寝苦しい夜が続いていますが、みなさん寝不足にはご注意くださいね!それでは、今週も良い週末を!