『MOE』12月号&フィンランド関連イベントなど
Moi!月が変わって急~に冷えるようになりましたね!この間までは寒いといっても気の持ちようでどうにかなっていましたが、いまや朝着替えるときに暖房をつけずにいられないし、お風呂上りには分厚いカーディガンと靴下を着ずにいられません。。みなさん風邪引いてませんか?サウナ番です。
さて、今週まずご紹介するのは白泉社から発売された『MOE』2016年12月号です。巻頭大特集は「ムーミン谷の旅」、トーベゆかりの地ペッリンゲにはじまり、絵本作家のリーナ&サミ・カーラ夫妻や現地のグッズ制作の工房、本国のムーミン公式サイトなどなど、現地取材による新鮮な情報&写真たっぷりでお届けします!
そういえば、表紙の絵を見て「どの絵本に載ってたんだろう?見覚えがないような…」と思った方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。実はこの表紙、カーラ夫妻がMOEのために描きおろしてくれたんです!インタビューではこの絵を描くときに大切にしたイメージや絵を描くのに使っている道具などのお話も伺っていますよ。そして、ファンなら見逃せない新作絵本のお話も…?
普段はなかなか見ることのない制作の現場を覗いたら、もっとムーミンを身近に感じられそうです。
そして忘れちゃいけないのがこちらの付録、ムーミンダイアリー2017です!
このダイアリーは、毎年ご愛用の方も多いのではないでしょうか?今年はライトグレーを基調に、ムーミンたちとお花が大きく散らされた、ちょっと大人っぽいデザイン。こちら実は、コッカから発売されたムーミン生地のファブリックデザインをそのまま表紙の柄に落とし込んだもの。ファブリックデザイナーはフィンランド在住の人気デザイナー島塚絵里さん、そして手帳自体のデザイナーは、こちらも人気装丁家の名久井直子さんです。表紙のグレーに、背表紙のオレンジが効いてますね。
中身は月間ダイアリー+週間ダイアリー、さらにたっぷりのフリーメモ欄でできてますから、ざっくり予定を管理したい人にも、きっちり派の人にも使えそう。もちろん、日記帳として使ってもOKです。口絵のムーミンシールも使って、ムーミンまみれの一年を過ごすのも素敵ですね。私は昔からこういうシールを大事にしすぎて、一年の終わりに「使えばよかったかな~」って思うことがあるので、今年こそは遠慮なくバンバン使ってみたいです。。あ、シールは下の写真の左側のやつですね。ちっちゃいムーミンたちがいっぱい集まってて、見てるだけでも楽しいですよ~。
そうそう、右のページに載っている今号のお土産は、巻頭の特集にも登場したプティンキの工房で作られた活版ポストカードです!活版ならではの線が味わい深い一作、ぜひ応募してみてくださいね!
フィンランド取材のほかには、「世界一かわいいムーミングッズ」と題してムーミン好きの集まる雑貨屋さん10店舗からおすすめを紹介してもらう特集も。先日ムーミンニュースなどでご紹介した「世界一かわいいウチのムーミン」キャンペーンしかり、よそでオススメされているムーミンを見るのもとっても楽しいので、ぜひ見てみてくださいね~。
『MOE』2016年12月号
価格:880円(税込)
さて、続いてはフィンランドに関係するイベントをいくつかご紹介します。ムーミンに直接関連したイベントではないんですが、フィンランドの映画、そして芸術をテーマに据えたイベントです。
まず一つ目は、六本木でまさに今日から始まるフィンランド映画祭2016。今年はフィンランドの自然を追ったドキュメンタリー作品や歴史ドラマ、サスペンスなど様々なジャンルの5作品が上映予定です。どれも面白そうなのですが、個人的に気になるのは湖の中で太古から続く自然の営みを追った『湖のものがたり』、スウェーデン女王クリスティーナの生涯を描いた『王となった少女』、この2作品でしょうか。『王となった少女』の監督は、ミカ・カウリスマキ。アキ・カウリスマキのお兄さんですね。
作品一覧でトレイラーも見られるので、ぜひ見てみてくださいね。意外な作品が面白かったりするかも…?
フィンランド映画祭2016
会期:2016年11月4日~2016年11月8日
会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
入場料金:1500円均一(税込) 全5作品日本語字幕付/全席指定・各回入替制
さらに、来週は、フィンランドのライフスタイルを体験できるイベント、「Finland Lifestyle Week」が、開催されます。ビッグサイトでの「IFFT/Interior Lifestyle Living」は、事業者向けの見本市ですが、今回はビッグサイトでのフィンランドデザインブース設置記念の意味合いもあってか、11月7日には表参道で一般向けのイベントも開催される由!フィンランドブランドにご興味のある方は、尋ねてみてはいかがでしょうか。詳細はこちらのムーミンニュースからご確認ください。
もう一つは、京都の山崎書店内ギャラリー KYOTO PARADISEで行われている『MYSTERIOUS FOREST フィンランド木版画協会 版画と絵本展』。フィンランドの作家が森をテーマに木版画で作った絵本を展示しています。ほとんどの人が『絵本を読んだこと』はあるでしょうが、フィンランドの、それも木版画のものを意識してご覧になったことはなかなか無いのでは?
リンク先を見ていただくとわかるとおり、「森」という一言からはすぐには想像できない、でもとても心引かれる作品がたくさん見られそうです。日本でも親しみの深い森をテーマにしている分、自分が持っている森の印象とは違う部分、あるいは共通点を見つけたりと、楽しく鑑賞できそう。
ファブリックや家具などのデザインを筆頭に北欧が身近になったとはいえ、映画や絵画などはなかなか触れる機会が少ないかもしれません。自分の知っていることの、ほんの少し先にある新しい扉を開きに出かけてみるのも、素敵ですよね。ぜひ、週末のお出かけ候補に加えてみてはいかがでしょう。
それでは、今週はここまで。また来週お会いしましょう!Moi moi~!