冒険好きな小説家といえば。。。!

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6月15日(日曜日)は父の日です。お父さんにいつもありがとうの気持ちを伝える日。お父さんを思いやる日。今回は父の日にちなんで、ムーミンパパのお話をさせてください。

≪ムーミンパパ≫

海を愛し、冒険を愛し、家族を愛し、人生を愛し。。。ムーミンパパの人生は愛に溢れています。それもこれも冒険の末見つけた一輪の花、ムーミンママのおかげなのです。
ムーミンパパは、小さい頃ヘムレン夫人の経営する孤児院に保護され、育てられます。厳しい規則で縛られたムーミンパパのこども時代は、なかなかつらいものでした。
少年になったパパは、孤児院の院長とうくいかず、孤児院を脱走します。放浪ののち、その後生涯の友となる発明家のフレドリクソン、ロッドユール(スニフのお父さん)、ヨクサル(スナフキンのお父さん)らと共に蒸気船「海のオーケストラ号」で冒険の旅に出ます。

色々な冒険を経てムーミン谷に降りたった数日後、ムーミン谷はひどい嵐に見まわれます。ムーミンパパはその嵐の夜、海で溺れかけている女性を発見し、救出するのですが、この女性こそがなにをいおう、のちのムーミンママなのです。ムーミンママに出会ってからというもの、ムーミンパパはムーミントロールという素晴らしい息子を授かり、幸せな日々を手に入れました。

ムーミンパパは小説家であり、シルクハットがトレードマーク。パイプたばことお酒を好むロマンチストで、自分でたばこ畑を持ち、こだわりのたばこを栽培しています。家族をとても大切にするムーミンパパですが、やはり冒険好きはお父さんになっても変わらず、急にムーミン屋敷を飛び出してみんなを驚かせることも。ムーミントロールはそんなパパの冒険にいつもついていきたいと思っているのです。

『わたしは、ひとりめの友だちを見つけたのでした。つまり、わたしは、ほんとうの意味で、生きることをはじめたのでした。』 -ムーミンパパ「ムーミンパパの思い出」

みなさまのお父さんにも若い頃があり、きっと冒険のひとつやふたつも経験して今の大きなお父さんがいらっしゃるんだと思います。15日の父の日はぜひ、お父さんの冒険や豊富な経験話に耳を傾け、お父さんに「いつもありがとう」の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。