暮らしになじむ伝統工芸。伝統の技とムーミンの世界観が融合したムーミンの「博多人形」

2025.07.11

ムーミンのやさしい表情を、福岡の伝統工芸でかたちに。ひとつひとつ丁寧に仕上げられた「博多人形」は、手しごとのぬくもりが伝わる特別な存在です。
落ち着いた彩色と素朴な土の質感が魅力で、棚やデスクにそっと飾るだけで、空間がやわらかく、あたたかい雰囲気に。ころんとしたフォルムはどの角度から見てもかわいらしく、暮らしの中にすっとなじみます。

一人の人形師による、丁寧なものづくり

原型づくりから型取り、彩色まで、すべての工程を一人の人形師が手がけています。機械を使わず、ひとつひとつ手作業で仕上げているため、わずかに異なる表情や佇まいも魅力のひとつ。手に取るたびに、そのやさしさや奥行きを感じられる仕上がりです。

伝統の技で、ムーミンの世界観を表現

制作のヒントになったのは、フィンランド・ムーミン美術館で出会った立体造形のムーミンたち。トーベ・ヤンソンとアーティストのトゥーリッキ・ピエティラによってつくられた作品の、生命感あふれる表現に心を動かされ、同じような立体表現を目指し、たどり着いたのが「博多人形」でした。細部まで表現できる博多人形の造形力と彩色技術、そして地元・福岡で活動する人形師との出会いによって、ムーミンの「博多人形」はかたちになりました。